従来より変更点が多いJavaの現状

Javaを扱う上で知っておきたいのが、現状の環境です。基本的に現状のJavaのJDKは、Java9以降であればJDKとオープンJDKの二つが選べます。
通常のJDKは販売会社とサポート契約を行う必要がありますが、長期サポートにより安心して利用できるのがメリットです。
オープンJDKは無料で利用できるのがメリットで、機能自体は通常版と変化がありません。ただしサポート期間が利用開始から半年に限定されるのが特徴です。
通常のJDKはOTNライセンスであれば無償で利用することができます。こちらは商用での利用はできませんが、開発目的なら問題なく利用することができます。
商売をする際にJavaを利用するのなら、必然的に有償版を購入する必要があります。

従来までのJavaは三年で一回の大きなアップデートをしていましたが、現状では進化スピードのあるIT業界に対応するべく半年に一度のリリースをするよう変更されています。これにより、従来よりも新機能追加などのスピードがアップし、使い勝手が良くなっています。
実際にJavaは、SE8以降のバージョンでは言語レベルでの改良が行われています。Java9以降は効率よく動作させるための改善なども行っているのが特徴です。

Javaは半年に一回のメジャーアップデートをしますが、大きな仕様変更などが頻繁に加えられるわけではありません。劇的に変化して互換性が低下するリスクはないため、安心してアップデートをすることができます。

Javaエンジニアとして活躍したいのなら、現状を把握しておくとプログラムを扱いやすくなるでしょう。